【意地でも受かる】第2級陸上無線技術士

 
ショウ

第2級陸上無線技術士は無線系の資格でも操作範囲の広い資格になります。

具体的に言うとテレビ関係の放送設備を保守する仕事につけたりします。

1陸特は携帯電話基地局、1陸技は衛星関係の仕事の求人で優遇されます。

第2級陸上無線技術士ってどんな資格?

・基地局建設会社、衛星通信管理業務、テレビ関係の通信保守業務などの求人で有利

・求人の平均年収は400万~500万

・合格率は25%

・試験日は1月と7月

・申請期間は5月の上旬と11月上旬

・電子電機科で勉強していた私が1科目につき2週間くらい学習(全4科目)

・資格取得にかかる金額は、17000円程度

第2級陸上無線技術士は無線の資格では、上位に入る資格になるので、求人も大手の会社が多くなります。

私は第2級陸上無線技術士のおかげで、大手通信建設会社に入社できました。

実際に第2級陸上無線技術士か第1級陸上無線技術士のどちらかがないと入社できない会社もあるくらいです。

第2級陸上無線技術士とは、無線に関する資格になるのですが、合格率が25%と難しい試験になっております。

第1級陸上無線技術士にはおとりますが、会社でも一目置かれる存在になれるかもです。

試験概要

試験代は、13763円になります。

試験は1月と7月にあります。

試験申請期間は5月の上旬と11月上旬になりますので、忘れないようにしましょう。

試験問題に関しては、4科目あります。

科目については、無線工学の基礎、法規、無線工学A、無線工学Bの4科目です。

試験時間は、法規のみ120分で20問、その他3科目は150分で25問を解く試験になっています。

1問5点換算で、法規のみ100点満点中60点、その他3科目は125点満点中75点を取れば合格になります。

第2級陸上無線技術士は1科目だけ合格しても、科目合格という状態になります。

すべての科目を1発で合格しても資格を取得できますが、3年間の間に4つ科目合格しても、試験に合格となります。

試験結果は1ヶ月後に自宅に郵送されます。

受験方法

公式ホームページから試験を予約する形になります。

予約して受験料を払うことで、試験日も決まり勉強の予定も立てやすくなり、気持ちも入ります。

以下のサイトで申請できます。

日本無線協会

試験申請期間があるので、申請期間内に申請しましょう。

勉強時間

電子電機科で勉強していた時の私が、1科目につき2週間くらい学習に時間を割きました。

勉強時間を考えると、2か月前くらいから勉強を開始するのが良いかと思います。

1発で合格するのも良し、3年間計画的に勉強して合格するのも良いかと思います。

無線工学の基礎以外は正直過去問だけやっておけば合格できます。

無線工学の基礎に関しては、計算問題が多く出るので、参考書を買って内容を把握するのが良いかと思います。

参考書が3000円程度になります。

試験を受けた感想としては、正直な話思っているほど難しくありませんでした。

第2級陸上無線技術士は中々に難しい資格の位置づけになります。

しかし、勉強方法さえ間違えなければ、合格はできるかと思います。

資格取得を目指して何をすればよいか

1.試験日に合わせて勉強するスケジュールを立てる(申請も忘れずに)

2.無線工学の基礎以外の勉強(順番としては法規→工学A→工学B)過去問

3.過去問を解く→答え合わせ→過去問を解くを繰り返す

4.過去問の正解率が9.5割くらいになるまで解く

5.無線工学の基礎の勉強に入る参考書

6.過去問を解く

7.過去問で解らない問題の理解を深める

第2級陸上無線技術士に関しては、勉強にかかる時間が長いのと、試験日が年に2回しかないので、計画を立てて勉強しましょう

自分で今回は何科目合格するかを決めて、勉強時間を立てるのが良いかと思います。

基本的には1科目2週間くらいの設定でよいかと思います。

また無線工学の基礎以外は、過去問を解くだけで合格できるかと思います。

過去問を解く年数は3年分でよいかと思います。

正解率が9.5割くらいになったら、最新版の過去問を解いて自分の実力を把握すればよいかと思います。

また4科目すべての過去問が載っているサイトを載せておきますので、勉強の際に使用してください。

第2級陸上無線技術士 過去問サイト

法規に関して

法規に関しては、正直過去問だけで合格できます。

参考書を買うお金がもったいないと思います。

一応おすすめの参考書も載せておきます。

参考書を買うなら・・・といった感じですが。

一応自分の恩師である吉川先生が出している本なので、買っても損はないかと思います。

過去問に関してですが、3年分の過去問を解くのが良いかと思います。

解答用紙を上げておくので、使ってもらえればと思います。

基本的には過去問3年分を3~5週すればよいかと思います。

回答率が9割を超えてきたら、法規に関しては合格できます。

正直4科目の中で法規が一番簡単なので、1発合格できるように頑張りましょう。

私は、法規を合格するのに勉強時間を1週間とって、1つの過去問に対して、5回ほど繰り返し解きました。

3年分といて合格しました。

初めて過去問を解くと少し時間がかかるのですが、4回目くらいになると簡単に解けるので、頑張って勉強しましょう。(時間にして10分ほど)

無線工学Aに関して

次に勉強方法を紹介するのが、無線工学Aになります。

無線工学の難易度は、2陸技ではあまり難しくありません。

1陸技では、過去問から出る問題が少なくなり、衛星関係の問題が多く出るようになるので、注意しないと落ちてしまいます。

2陸技では、過去問を繰り返しとけば合格できます。

一応参考書も載せておきます。

正直私の受けた感想では、無線工学Aに参考書は必要ありません。

過去問の問題を解いておけば、十分合格できるかと思います。

基本的には法規と一緒で、過去問を3~5周解けば十分合格できる範囲にいけます。

解答用紙を載せておきます。

無線工学Aに関しては、私は勉強時間を2週間とって3年分の過去問を5週解いて合格しました。

1陸技の工学Aも受験したのですが、2陸技の工学Aは1陸技の工学Aと比較すると、簡単なので合格するのは楽でした。

無線工学Bに関して

無線工学Bは法規の次に簡単な科目になります。

これも正直過去問だけやっておけば合格できます。

これについても参考書を載せておきます。

無線工学Bについても、工学Aと同じで過去問だけで合格できる内容になっています。

工学Aよりも内容が簡単なので、問題ないかと思います。

解答用紙を載せておきます。

無線工学Bに関しては、私は、勉強時間を2週間とって、3年間分の過去問を解いて合格しました。

工学Bは工学Aより簡単な内容になっているので、2陸技合格の予定を1年に計画して、法規と工学B、基礎と工学Aの2回に分けて、科目合格を狙うのもありかと思います。

無線工学の基礎に関して

今まで紹介した3科目は過去問で合格できると説明しました。

無線工学の基礎に関しては、計算問題が多いので、過去問丸暗記では合格できません。

まずは参考書を購入して、計算式を勉強しましょう。

基本は参考書の説明を見たあとに、問題に取り組む。

で大丈夫だと思います。

一通り参考書を読んだあとに、過去問に取り組めばよいかと思います。

無線工学の基礎に関しては、過去問を2週くらいしておけば問題無ありません。

自分が勉強した計算式をテストでかけるか確認する感じで大丈夫です。

回答用紙を載せておきます。

4科目の勉強法について説明しました。

基本的な勉強法は法規→工学A→工学B→無線工学の基礎とやっていくのが良いと思います。

なぜこの順で勉強するかというと、簡単な順で勉強してほしいからです。

第2級陸上無線技術士は科目を合格することで、試験合格できる試験になっているので、なるべく多くの科目を合格してほしいからです。

法規→工学A→工学Bというふうに勉強すれば、試験時間さえ確保できれば、最低でも3科目合格できるからです。

無線工学の基礎は参考書で勉強しなければならないので、勉強に時間がかかります。

ですので、時間のかからない3科目を先に勉強しましょう。

なるべく多くの科目を合格できるように勉強しましょう。

まとめ

第2級陸上無線技術士の勉強に関してまとめてみました。

基本的には、確実に合格できる科目を増やして行くという勉強法で間違いありません。

第2級陸上無線技術士は、第1級陸上無線技術士ほどではありませんが、求人も多く身になる資格ですので、取得を目指してみてください。

過去問に関してですが、無線協会から出版されている過去問もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

この過去問には解答欄に問題の解説もついているので、この1冊を購入するだけで、合格できるかもしれません。

過去問を解いていて、どうしても回答に納得がいかないなどの事があれば、購入を検討して良いかと思います。

また通信講座などもあるので利用してみるのも良いかと思います。

マチスのe-Learning

私個人の意見としては、2陸技に通信講習は必要ないと思いますが、どうしても合格したいという方は、申し込んでみると良いかと思います。

転職情報

私が第2級陸上無線技術士を取得して就職した実体験を記事にしていますので、もしよければ参考にしてください。
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