電気通信主任技術者は通信関係の上位資格になります。
工事担任者などと同じような資格ですが、より幅広い知識が必要になります。
工事担任者の上位資格になります。
電気通信主任技術者ってどんな資格?
・NTT関係の通信設備関係の会社での求人に有利
・求人の平均年収は500万〜600万
・合格率は25%前後
・試験日は7月と1月
・申請期間は4月と10月
・通信建設で仕事をしていた私が1科目につき3週間くらい学習(全3科目)
・資格取得にかかる金額は、25000円程度
電気通信主任技術者は通信関係の中でも上位の資格になっております。
NTT関係の会社での求人に優遇されるかと思いますが、実務経験も必要になってくるので、この資格を持っているから就職できるというわけではありません。
電気通信主任技術者はNTT関係の会社で就職して働いている人向けの資格になります。
年功序列の会社ではありますが、資格を持っていると役職につきやすいので、取っといて損はありません。
それなりに難しい資格になっているので、勉強は必須です。
試験概要
試験代は18700円になります。
試験日は7月と1月になります。
申請期間は4月と10月になるので、忘れずに申請しましょう。
試験科目に関しては3科目あります。
つい最近までは4科目だったのですが、統合され3科目になりました。
3科目になったからと言って簡単になったわけではなく、2科目が1科目に統合されたようなイメージです。
科目については、法規、設備及び設備管理、電気通信システムの3科目があります。
試験時間は法規及び電気通信システムが80分ずつ、設備及び設備管理が150分になります。
各科目100点満点中60点で合格になります。
また各科目を合格しても3年間は科目合格という状態になります。
3年以内に3科目合格すれば、試験に合格になります。
合否の結果は、大体1ヶ月後にはがきで郵送されます。
受験方法
ホームページから試験を予約できます。
試験日は予め決まっているので、きちんと勉強の計画を立てましょう。
以下のサイトで申請できます。
申請期間内に必ず申請しましょう。
勉強時間
勉強時間に関しては、だいたい1科目あたり3週間といったところでしょうか。
通信関係の仕事をしていた私が2週間前後なので、3週間ほどあれば合格は可能かと思います。
勉強時間はだいたい2ヶ月から3ヶ月を基準にしましょう。
合格率が25%前後なので、科目合格を狙っていくのもありです。
電気通信システムは計算問題が多いので、参考書が必要になります。
その他の科目は過去問をやっていれば合格できる試験になっております。
参考書は3000円くらいなのでお金は惜しまないようにしましょう。
難しい試験なので、諦めずに勉強していきましょう。
資格取得を目指して何をすればよいか
1.試験日に合わせてスケジュールを立てる(申請を忘れずに)
2.電気通信システム→設備及び設備管理→法規の順に勉強(システム以外は過去問でOK)
3.電気通信システムは参考書を読む→過去問→間違えた問題の見直しを繰り返す
4.過去問の正解率が8割くらいになるまで繰り返す
5.設備及び設備管理と法規の勉強に入る過去問
6.過去問を解く→間違えた問題の見直しを繰り返す
7.過去問の正解率が9.5割くらいになるまで繰り返す
電気通信主任技術者は問題の内容が難しい試験になっております。
科目合格を狙うのもありだと思います。
なのであまり無理をせずに、勉強していきましょう。
まずは電気通信システムの勉強から入ります。
正直1科目毎に合格を狙うなら順番はあまり関係ありませんが、法規は暗記科目なので、試験の直前に勉強するのが一番良いと思います。
なのでまずは計算問題の多い電気通信システムから勉強しましょう。
基本的には参考書を読んで問題を解いていきましょう。
過去問だけをやっていても、回答だけ覚えてしまって、肝心の計算式がわからなければ意味がありません。
なので参考書は必ず購入しましょう。
設備及び設備管理と法規は基本過去問でなんとかなります。
過去問を解く年数は3年分くらいでしょう。
正解率が9.5割くらいになるまで繰り返し勉強しましょう。
また電気通信主任技術者の過去問サイトを載せておくでご活用ください。
電気通信システムに関して
電気通信システムに関しては、計算問題が多いので、参考書を購入しましょう。
計算問題が多いので、過去問だけ解いても、計算問題の内容を把握しておかないと、合格できません。
おすすめの参考書はこちら
参考書を読んで問題を解いたら、過去問に挑戦しましょう。
解く過去問は3年分で大丈夫です。
過去問を解いていくとわからない問題が多いので、参考書を見直して、解けるようにしていきましょう。
過去問の解答用紙をおいておきます。
ご活用ください。
設備及び設備管理に関して
設備と管理はとても試験時間の長い試験になっております。
なのでしっかり勉強しないと合格できない試験です。
基本的には過去問を解くことで合格できるかと思います。
必要な方には参考書を載せておくので、参考にしてください。
またこの科目は専門的能力と設備管理が一緒になった科目ですので、一応2科目分の参考書を載せておきます。
過去問だけでも受かる試験ですが、試験内容がまだ確立されていない試験なので、2科目の過去問を解くのが良いかと思います。
これに関しては、試験内容が少し落ち着いてきたら、また更新しようと思います。
過去問の解答用紙です。
法規に関して
法規に関しては、過去問だけで大丈夫です。
過去3年分の過去問を9.5割解けるようになれば合格できるかと思います。
参考書も一応載せておきますが、基本は過去問を解きましょう。
基本的に問題は過去問から出ることが多いので、過去問を解いておけば合格できます。
科目合格を目指すという意味では、法規から受けて合格して、自信をつけるのもありかと思います。
解答用紙を載せておくのでご活用ください。
過去問に関して
過去問に関しておすすめの参考書を載せておくのでもしよかったら、参考にしてください。
まとめ
今回は電気通信主任技術者に関して説明しました。
電気通信主任技術者は他の試験の科目免除が多い試験のほか、仕事でも重宝される資格なので、しっかり合格できるように頑張りましょう。
参考書を読む際に、タブレットで勉強すると効率よく勉強できる気がします。
なのでもし良かったらKindleを使用してみてください。
試験時間も多く、難しい試験ですがその分自分のスキルアップにつながる資格になっているので、しっかり勉強しましょう。
またどうしても難しい場合は科目合格で試験の合格を目指しましょう。