障害者年金について

ショウ
今回は、障害年金について記載していきます。
障害年金は自身に障害がある方で、国民年金を払っていた方が受け取れる制度になります。
もし障害がある方で、お金に困っている方がいれば、需給することをお勧めします。

障害年金とは

障害年金とは、病気やけがによって生活や仕事がしにくくなった時に、受け取ることができる年金になります。

障害年金には、障害基礎年金と障害厚生年金があります。

病気やけがで初めて医師の診断を受けたときに国民年金に加入していた場合は障害基礎年金、厚生年金に加入していた場合は障害厚生年金が請求できます。

障害基礎年金より障害厚生年金のほうがお金がより多くもらえるということになります。

また障害年金をもらう際には、年金事務所で申請をしないといけないのですが、書類が多くあり手続きがすごく大変です。

ですが、それ以上に一人で申請すると大変なので、まずは年金事務所に行き、障害年金をもらいたい旨を伝えてください。

先に電話しておくのがベストだと思います。

また年金事務所が遠くて話を聞きに行くのが大変という方でも、できるだけ年金事務所に相談しに行ってほしいです。

手続きに関係する書類が多いのと、何を用意すればよいのかわからないものが多いと思うので、まずは相談しに行きましょう。

私も、かかりつけの病院に先に診断書を書いてもらいたいと言ったら、まずは年金事務所に行ってくださいと言われました。

なので手順としては、年金事務所に行き、相談してください。

そうすると、自分が障害基礎年金なのか、障害厚生年金なのかも、教えてもらえます。

障害基礎年金の場合は、市役所でも対応してくれたはずですが、障害厚生年金の場合は市役所では対応できないので、素直に年金事務所に行きましょう。

基本的に、障害基礎年金と障害厚生年金で用意する書類は、同じなはずなので対応してくれる場所が違うだけになります。

なのでまずは市役所か年金事務所に電話して、伺ってみましょう。

申請のフロー

ここからは簡単な申請手順を書いていきたいと思います。

基本的には病気やけがで医師の診療を受けた日から1年6か月を経過してもまだ病気が続いている際、またはその期間内に治療の効果がないと認められた際に申請できます。

・市役所か年金事務所に電話相談する。

・実際に行って、申請する書類や診断書の様式をもらう。

・担当者と相談しながら、書類の記載の仕方を教えてもらう。

・病院に診断書の作成を依頼する。

・診断書をもって年金事務所に行く。

・担当者と相談しながら、提出する書類を作成する。

・年金事務所に提出する。

・結果が郵送されるまで待つ。

基本的な申請フローは上記のような形になります。
基本的には、年金事務所の担当者に色々聞くのが一番良いです。
私も自分で申請しましたが、担当者の方がとてもやさしく教えてくださり、自分で申請することができました。
また無事障害年金をいただくことができました。

障害等級について

障害年金が支給される障害の状態に応じて、障害の程度が定められています。

身の回りのことは自分でできるが、それ以外の活動は困難な方。

・両上肢の機能に著しい障害を有する

・両下肢の機能に著しい障害を有する

・両眼の視力がそれぞれ0.03以下(原則として矯正視力)

・両耳の聴力レベルが100デシベル以上

・その他

日常生活が困難で、労働により収入を得ることができない方。

・1上肢の機能に著しい障害を有する

・1下肢の機能に著しい障害を有する

・両眼の視力がそれぞれ0.07以下(原則として矯正視力)

・両耳の聴力レベルが90デシベル以上

・その他

労働に著しい制限を受ける方。

・両眼の視力が0.1以下(原則として矯正視力)

・両耳の聴力が、40センチメートル以上で通常の話し声を解することができない程度

・その他

障害の等級により、もらえる金額が変わってくるのですが、やはり症状が重い1級がお金を多くもらえ、次に2級、3級の順になります。
これは自分で決めるのではなく、国が決めることになっています。
また障害基礎年金では等級3級がないので、お金が支給されるのが1級と2級のみになります。
もらえる金額については、障害基礎年金の1級が年間約100万円。
2級の場合が年間約80万円程度になります。
障害厚生年金に関しては、人によって金額が変わってきます。
参考に2級の私の場合は年間130万円程度です。
また、子供や配偶者がいる場合は、年間の額に約23万円プラスされることになります。

障害年金をもらってから

全てがうまくいき、実際に障害年金をもらえるようになると、2か月に1回、2か月分の障害年金が振り込まれます。

振り込まれる少し前位に、年金振込通知書が届き、いくら振り込むのかがわかるようになっています。

障害年金をもらいながら働くこともできます。

障害年金をもらっているから、働いたらダメということはありません。

ですが、障害年金の更新というのがあり、その際に普通に働けていると、障害年金が打ち切られるということはあります。

また障害等級1級と2級の方は、国民年金の保険料が免除されます。

ですが免除してしまうと老齢基礎年金の額が少なくなってしまうので、症状が良くなったり、払えるのであれば今後のために払っておきましょう。

私もそうなのですが、病気や障害を持ってしまい、うまく働けなくなると焦ります。

お金を稼ぐことができないと生きていくことができないので、とにかく焦ります。

なので、落ち着くことが大切なのですが、お金がないことにはどうしようもありません。

障害年金などをもらい、お金や気持ちに余裕を持つことが大事になってくると思います。

これからどう生きていくのか、普通の仕事をするのか、就労移行に通うのか、就労継続支援に通うのか、いろいろな道があるはずです。

一度落ち着いて障害年金をもらい自分の道をゆっくり決めていくのが良いでしょう。

最後に

今回は障害年金について記載しました。

私は専門家ではないので、この記事ではわからないことがたくさんあると思います。

なので自分が少しでも障害年金をもらえるかもと思ったら、まずは年金事務所に連絡しましょう。

本当に丁寧に教えてくれるので、悩んだら相談するのが良いでしょう。

また、障害年金を受給できるようになるまで、結構な時間がかかります。

お金に余裕がなくなる前に、早め早めに動くのが大事になるので、お医者さんや年金事務所など相談できるところには、早めに相談するようにしましょう。

お金をもらえてゴールではないので、今後の生活をどうしていくかをゆっくり決めて、普通に生活できるように頑張っていきましょう。

 

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