統合失調症という病気について

ショウ
今回は私の病気について記載させていただきます。
私がかかっている病気は、統合失調症といいます。
幻聴や幻覚が見える病気になるのですが、今はだいぶ落ち着いております。
なので一度自分の気持ちを整理するためにも統合失調症について書いてみます。

統合失調症とは

統合失調症とは脳の病気になります。

発症すると思考、感情、行動などがうまくいかず、社会生活に支障をきたす精神疾患になります。

主な症状としては、陽性症状(幻覚や幻聴が聞こえる)、陰性症状(意欲の低下や感情表現の減少)になります。

ストレスが過度にかかりすぎてしまった場合などに発症してしまい、実際には言われていないのに、悪口を言われたなど思い込むようになってしまう病気です。

早めに治療を始めるほど、回復も早くなるので、周囲が気が付いた際は、専門機関に相談してみるのが良いでしょう。

統合失調症の特徴

主な特徴は、幻聴や幻覚が現れることです。

私の場合は、幻聴が多かったです。

自分の悪口が言われていると思い込んだり、いないはずの知人の声が聞こえてきたりということがありました。

また、明らかにおかしい言動をしたりする人も多く、それを否定しても怒ったりしてしまい、被害妄想に取りつかれたりしてしまいます。

ですが、本人にとってはそれが現実なので、自分で病気だと気づくのは中々難しいです。

現に私も、幻聴に悩まされたのですが、自分が病気と気づくまでに時間がかかりました。

治療法として薬を飲むことが挙げられるのですが、薬を飲んだからと言ってすぐに治る病気ではありません。

なので気長に病気と付き合い、服薬を欠かさないのが改善のポイントとなってきます。

自身の体験談

自分自身はほかの統合失調症の方と比べると軽度な統合失調症だったと思います。

ほかの統合失調症の方の記事を見たりして、それはありえないだろうと思いながら、自身の症状を見つめていたくらいです。

私の発症の原因

私の発症した原因は今でもはっきり覚えています。

私が初めて働いたミライトという会社で、残業がとても多かったのが発症の原因です。

自分が配属された事業部が悪かったのか、あたった上司が悪かったのかはわかりませんが、朝は5時半には会社にいて、夜の帰宅は10時過ぎという生活が、長く続きました。

それでいて残業代は30時間しかもらえないそんな生活が半年以上続いたある日でした。

ほかの人が話している会話が、自分のプライベートな事を噂しているように聞こえ始めたのです。

はじめは気のせいだろうと思うようにしていたのですが、次第に友達と昨日話した話題や、昨日送ったメールの内容を会話している人が現れました。

そのミライトという会社はITに詳しい会社なので、私は今でもその時は盗聴されていたのではないかと思う時があるくらいです。

それが本当にあった話なのか、私の幻聴だったのかはわかりませんでしたが、私の座っている場所を通り過ぎるときに床を思いっきり足で踏みつけて音を鳴らすような行為をされたりしました。

単刀直入にゆうと自主退職させるように仕向けられたんですね。

歩いていると急に怒鳴られたりするようになり、上司に相談(残業を強要してくる上司に相談しても意味ありませんよね。)してもそんなことはないの一点張り。

しかも土日会社に出てこいと言われる始末。

私はすぐに会社を辞めました。

でもその時、私にかかっていたストレスは大きすぎたのだと思います。

もう統合失調症は発症していました。

私は、その自分のプライベートな事を噂しているように聞こえ始める症状が友達の間でも起こっていると思い始めたのです。

統合失調症という病気

私はいままで大きな病気もしてこなかったし、精神病とは無縁の世界で生きてきたので、最初はびっくりしました。

というか私は自分の病気を認められませんでした。

周りがおかしなことを言っていると思っていました。

周りをうたがいました。

その時に起きた症状はというと、周りが自分のプライベートを探っていると思い込んでしまいました。

自分が友達に話したことのない話を知っていたり、自分しか知らないことを話し始めたりしたからでした。

実際これについては友達と縁を切ってしまったので、わかりませんが、すごく気持ちわるかったです。

それが病気なのかそうじゃないのかは今はもうわかりませんが、もしあなたが同じ目にあった際は、一度距離を置くことをお勧めします。

なぜ病院に通うことができたか

私が精神科に通う様になったきっかけは、母の勧めでした。

私があまりにも悩んでいたため、一度通ってみようということになりました。

中々良い先生に巡り合えずに、色々な病院を回りました。

私自身もなぜ私が正常なのに病院に通わないといけないんだとわめいていました。

それは今でも思っていることなのですが。

でも自分に合った薬を飲んでいると、心は落ち着くようになりました。

今も完全に治ったとは言えない状態ですが、幻聴や幻覚に悩まされることはなくなりました。

だいぶ良くなったといえる状態です。

症状が良くなってきて思うこと

薬を服用するようになったからなのか、時間がたったからなのかはわかりませんが今では、普通に生活しています。

病院に通う頻度も2か月に1度くらいになります。

幻聴や幻覚に悩まされることもないです。

周りの人たちとは縁を切ってしまったため、今ではあれは何だったのだろうと思えるようになりました。

今になって振り返ってみると、そこに統合失調症になる原因はあったのだと思います。

ですが、その時私が思うほどの事ではなかったのかなと思います。

実際には些細な事だったのだと思います。

そう思えるようになりました。

症状が重かった時を振り返ってみて

症状が重かった時は、私が死ぬまでこの苦しみは続くのかと思う日もあるくらいでした。

死んでしまいたいと思う日もあったくらいです。

今でも昔のことは覚えていてとてもつらかったのを覚えています。

なのでもう少し早めに薬を飲んだり、病院に通えばよかったと思います。

今では少し大げさだったのかもと思ったり、あれは幻聴だったのかもと思うようになりました。

統合失調症で苦しんでいる皆さんへ

私の場合は統合失調症という病気でしたが、ほかにも様々な病気で苦しんでいる方がいると思います。

私も完全に治ったわけではないので、偉そうなことは言えませんが、何かおかしいと思ったらまずは周りの人に相談してください。

ほかの人のアドバイスをもらい、病院に通ったり、ストレス環境から離れたりといろいろな選択肢が広がると思います。

自分一人で悩むことだけはしないでください。

あまりよくないのかもしれませんが、なるべく周りを頼って生きていきましょう。

 

 

 

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