工事担任者 AI・DD総合種は工事担任者の資格の中でも、アナログとデジタル両方を網羅した資格になります。
NTT関係の通信設備業務の求人に有利になります。
総合種があったから面接を合格できたということになるかもしれませんね。
工事担任者 AI・DD総合種ってどんな資格?
・NTT関係の通信設備関係の会社での求人に有利
・求人の平均年収は500万〜600万
・合格率は20%
・試験日は5月と11月
・申請期間は2月と8月
・通信建設で仕事をしていた私が1科目につき2週間くらい学習(全3科目)
・資格取得にかかる金額は、12000円程度
工事担任者 AI・DD総合種は工事担任者の中で上位の資格になります。
NTTのグループ会社の求人で工事担任者の資格を持っている方は優遇などもあるくらいです。
工事担任者は持っていると、この業界を知ってくれてるという風に受け取られるので、通信業界では優遇されます。
ですが年功序列の業界ということもあり、資格があるからと言って、上に上がるなどということはあまりありません。
転職する際も、業務経歴のほうが重要なところもあります。
ですが通信業界自体大手のグループ会社に入れれば、ホワイトな会社が多いので、資格を取ることは良いかもしれません。
試験概要
試験代は8700円になります。
試験日は5月と11月にあります。
申請期間は2月と8月になるので、忘れずに申請するようにしましょう。
試験問題に関しては、3科目あります。
科目については、
電気通信技術の基礎
端末設備の接続のための技術及び理論
端末設備の接続に関する法規
の3科目です。
試験時間は基礎と法規が40分ずつ、理論が80分の計160分になっております。
各科目60点以上で合格になります。
また各科目を合格しても3年間は科目合格という状態になります。
3年以内に3科目合格すれば、試験に合格になります。
合否の結果は、大体1ヶ月後にはがきで郵送されます。
受験方法
公式ホームページから試験を予約する形になります。
予約して受験料を払うことで、試験日も決まり勉強の予定も立てやすくなり、気持ちも入ります。
以下のサイトで申請できます。
試験申請期間があるので、申請期間内に申請しましょう。
勉強時間
通信建設業界に勤めていた私が、1科目に付き2週間くらい勉強しました。
通信建設業界と言ってもやることが広く、私は無線機のしごとをしていたので、ほぼほぼ未経験という状態で良いかと思います。
勉強時間は2ヶ月を予定するのが良いかと思います。
合格率が20%と低い試験になっているので、科目合格を狙うのもありだと思います。
電気通信技術の基礎は計算問題などが出るので、参考書が必要かと思います。
それ以外は、過去問を覚えるだけでも合格できるかと思います。
参考書は問題集になっており、3000円程度で購入できます。
試験を受けた感想としては、勉強しなければ合格できない試験だとは思いました。
ですが工事担任者 AI・DD総合種は、アナログ通信とデジタル通信の両方を網羅した資格です。
取れるのであれば、ぜひチャレンジしてみてください。
資格取得を目指して何をすればよいか
1.試験日に合わせてスケジュールを立てる(申請を忘れずに)
2.基礎→理論→法規の順に勉強(基礎以外は過去問でOK)
3.基礎は参考書を読む→過去問→答え合わせ→過去問を解くを繰り返す
4.過去問の正解率が8割くらいになるまで繰り返す
5.理論と基礎の勉強に入る過去問
6.過去問を解く→答え合わせ→過去問を解くを繰り返す
7.過去問の正解率が9.5割くらいになるまで解く
工事担任者 AI・DD総合種は、勉強にかかる時間が長いのと、試験日が年に2回しかないので、計画を立てて勉強しましょう。
自分で今回は何科目合格するかを決めて、勉強時間を立てるのが良いかと思います。
基本的に勉強時間は1科目2週間くらいの設定でよいかと思います。
基礎以外は過去問を繰り返し解くだけで合格できるかと思います。
過去問を解く年数は3年分くらいで良いかと思います。
正解率が9.5割くらいになったら、最新版の過去問を解いて自分の実力を把握すればよいかと思います。
工事担任者 AI・DD総合種の過去問が乗っているサイトを載せておきますので、ご活用ください。
他の科目もあるので、他の試験を受ける方もご活用ください。
電気通信技術の基礎に関して
基礎に関しては、参考書を買いましょう。
基本的に資格の基礎は参考書を買って勉強するのがおすすめです。
計算問題が多いので、過去問だけ解いても、計算問題の内容を把握しておかないと、合格できません。
おすすめの参考書はこちら
この参考書は基礎以外も載っているので、買って損はないかと思います。
参考書を読んでだいたいこんな感じか、となったら過去問に挑戦してみましょう。
解く過去問は3年分で良いかと思います。
過去問を実際に解いてみたら、わからない問題がたくさんあると思います。
そのわからない問題を、参考書を見直して、解けるようにしていきましょう。
過去問の解答用紙を載せておくので、ぜひご活用ください。
端末設備の接続のための技術及び理論に関して
理論に関しては、80分と試験時間も問題数も多い試験になっております。
ですが、基礎と違い基本的には暗記だけでなんとかなります。
過去問を解くことに集中しましょう。
最初は解けない問題だらけですが、過去問を繰り返すうちに、解ける問題のほうが多くなってくるので問題ありません。
参考書を買った方は、一度参考書を読んでから、試験に望むのが良いかもしれません。
解答用紙を載せておくので、ご活用ください。
端末設備の接続に関する法規に関して
最後に工事担任者の法規に関してですが、これは他の科目同様、暗記です。
なので過去問だけ解きましょう。
参考書を読んでもよいと思います。
しかし実際問題、過去問だけやるほうが、合格率も高くなり、勉強時間も短くて済むと思います。
基本的に試験は同じ問題が流用されるので、過去問を解くことが合格への一番の近道です。
また法規は特になんの知識もいらない暗記科目なので、最初に法規の試験を受けるのもありかもです。
3科目の中で一番合格しやすいので、自分に自信がつきます。
解答用紙を載せておくので、ご活用ください。
工事担任者の講座に関して
工事担任者総合通信の資格を絶対に取得したいなら
まとめ
今回は工事担任者 AI・DD総合種に関して記載しました。
工事担任者は通信関係の会社に入るなら、持っていて損のない資格なので、ぜひチャレンジしてみましょう。
また過去問を解く際にアプリで問題集が出ているので、ぜひご活用ください。

基礎の勉強は計算問題があります。
数学の勉強を、しなければなりませんが、それ以外は過去問を解くだけで、なんとかなる試験なので頑張りましょう。
合格率の低い試験なので、科目合格を狙っていくのもありだと思います。