ベンダー資格とは、民間企業が行なっている検定になります。
民間企業が行なっているので、受験金額が少し高いですが、その分会社からの評価は高い資格もあります。
シスコ技術者認定試験
・ネットワークエンジニアが自分のスキルを証明するために必要なベンダー資格
・求人の平均年収は470万前後
・合格率は公表されていない
・試験はCBT試験でいつでも受けることができる
・申請期間はいつでも申請する事ができる
・資格取得にかかる金額は4万円程度
試験概要
資格は5つのレベルで分かれており、エントリー、アソシエイト、プロフェッショナル、エキスパート、アーキテクトとなります。
資格の名称としては、エントリーがCCT、アソシエイトがCCNA、プロフェッショナルがCCNP、エキスパートがCCIE、アーキテクトがCCArとなります。
資格名称 | 受験金額 | 試験の難しさ |
CCT | 15400円 | 入門資格 |
CCNA | 36960円 | 基礎資格 |
CCNP | 49280円 | 従事者用の資格 |
CCIE | 49280円 | 有能者用の資格 |
CCAr | 不明 | 最上位資格 |
資格が5つに分かれているので、軽く説明させてもらいます。
CCT試験はIT業界未経験の人向けの資格になります。
IT業界について何もわからないという方は、受験するのが良いと思います。
CCNA試験はネットワークエンジニアになりた方向けの資格になります。
転職する際にも未経験だろうが有利になる資格ですので、基本的にはこの資格の取得を目指しましょう。
CCNP試験は仕事をし始めてから取得を目指すことになる資格です。
仕事をしてある程度の知識と実務経験ができてから受験するのが良いと思います。
IT業界なら受験料も会社が負担してくれるかと思うので、尚更会社で働き始めてからで良いと思います。
CCIEとCCArに関しては、CCNPを取得すれば会社から取得してほしいという指示があるかと思うので、それからで良いと思います。
試験代は受験する資格によって変わります。
試験はいつでも受験する事ができます。
申請期間もいつでも申請できます。
自分の準備が整い次第受験するようにしましょう。
今回はCCNAについて試験概要を記載していきます。
試験時間は120分のCBT試験になっています。
試験科目としてはネットワークの基礎、ネットワーク アクセス、IPコネクティビティ、IPサービス、セキュリティの基礎、自動化とプログラマビリティになります。
試験に合格しても、3年で更新期間が来てしまうので、一度合格したからといって安心していよい試験ではありません。
しかし、自身のネットワークエンジニアのスキルの証明にあるので、3年ごとに資格を更新しましょう。
受験方法
公式ホームページから試験を予約する形になります。
予約して受験料を払うことで、試験日も決まり勉強の予定も立てやすくなり、気持ちも入ります。
以下のサイトで申請できます。
試験申請期間はないので、自分の準備が整ったら申請しましょう。
勉強時間
勉強時間に関して、未経験の方は200時間程度を用意したほうが良いでしょう。
ネットワークエンジニアの方は100時間程度になります。
CCNAに関して、過去問がないので、勉強は基本的に参考書になります。
参考書に関しては未経験の方は、こちらがおすすめです。
ネットワークエンジニアの方は、こちらの参考書で勉強するのが良いでしょう。
シスコ技術者認定試験の講座に関して
CCNAに関して、参考書の勉強では合格できないという方は、講座を受けるのが良いでしょう。
まずは話を聞くだけでも良いと思います。
まとめ
シスコ技術者認定試験に関して、資格の情報をまとめました。
シスコ技術者認定試験はネットワークエンジニアにとっては必要不可欠な資格になっています。
段階も5段階に分かれているので、自分に合っている資格を取得できるよう努力しましょう。
資格を取得することで、さらに上の資格を受けてほしいと会社からお願いがあるかもしれません。